2018年6月20日 東北視察3 福島原発20km圏内から浪江町

除染廃棄物の一時保管場所 除染廃棄物の一時保管場所原発20キロ圏内に入ると除染廃棄物の一時保管場所がある

JR小高駅JR小高駅
富岡浪江間は電車が通っていない。
これは福島原発の放射能のせいではなく、富岡浪江間が山間部なので復旧工事が進まないため。
東京オリンピックまでには直る予定とされている。

放射線量JR小高駅構内でも放射線量が表示されている。

浪江町浪江町。
平成29年3月10日、国の原子力災害対策本部において、「浪江町に設定されている居住制限区域及び避難指示解除準備区域については、平成29年3月31日午前0時をもって、解除すること」が決定された。
2018年6月には700人ほどの住民が戻るが、最盛期の3パーセントほどにしか過ぎない。

浪江町浪江町浪江町浪江町。
人が住んでいない建物が多いせいか、あまり、生活感が感じられない。
写真よりも、もっと、手入れがされずに朽ちている建物もたくさんあった。

浪江町の減容化施設浪江町の減容化施設(中間貯蔵施設)。
除染作業で出たゴミや放射線量の高い汚染物質の容積を減らすための施設。
「汚染物質処分関連の施設には、【中間や【仮】が必ず付く」と、案内人は語るが、もちろん皮肉である。
最終処分地など、あるわけがないのだから。

ちなみに汚染物質はフレコンバッグという袋に入れて、保管場所に山積みにされて保管されている。
2018年現在、おそらく3000万程度のフレコンバッグがあるといわれており、さらに大隈・双葉あたりにも中間貯蔵を作っている。