2018年6月21日 東北視察8 南三陸町防災対策庁舎・跡

南三陸町防災対策庁舎・跡1995年(平成7年)、志津川町の町役場の行政庁舎の1つとして建設された防災対策庁舎・跡。
東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に伴う15.5メートルの津波により、第1庁舎および第2庁舎は流失し、防災対策庁舎は骨組みと各フロアの床および屋根等を残して破壊された。
その際、津波が来る瞬間まで、避難を呼びかけ、被災した女性がいたことは、「防災庁舎の悲劇」として、語り継がれている。
なお、防災対策庁舎は2031年まで宮城県が管理(保存)する事が決まっている。

南三陸町防災対策庁舎・跡
防災庁舎跡の向こう側に商店街が見える。
また、周りでは河川整備工事が行われている。
同じ悲劇が起らないよう、祈るばかりだ。